子どもの目線で、まちの魅力を再発見(広報あかし 特別号)

小学生のころ、「壁新聞」を作ったことがあります。自分でテーマを考えて、記事や図を手書きして(しかも頻繁に修正するものだから、あちこち汚れたり文字がにじんだりして)・・・クオリティはともかく、とても楽しかったですね。

そんな昔の記憶を思い出させてくれたのが、広報あかしの特別号「あかしこども新聞」。

手書きのタイトルが(個人的に)懐かしさいっぱいですが、中身はびっくりするほどしっかりしています。さっそく覗いてみましょう!

日常の素材を掘り下げる

広報あかしの特別号は今回が3回目。テーマは明石の人たちにはおなじみの「明石焼」と「あかし市民図書館」です。抽選で選ばれた市内の小学生たちが、テーマごとにチームを組んで取材をおこない、手書きの表やコメントを作って記事をまとめました。

たとえば「明石焼チーム」は、意外と知られていない明石焼の歴史や「たこ焼き」との違いを調べ、明石焼のお店がある「魚の棚商店街」で店主やお客さんにインタビュー。さらに明石焼の具となる「明石だこ」の特徴も魚屋さんで調査しました。取材の一環として自分たちで明石焼を作ってみるなど、体を張った取材が印象的です。

一方の「図書館チーム」は、図書館の司書の仕事に密着。一日の仕事の流れをコメント付きでまとめたり、来館者への突撃インタビューを通して「図書館の魅力」を伝えています。もちろんこちらのチームも、図書館でおこなわれた「本づくりイベント」や「本の読み聞かせ体験」に参加するなど、取材内容が充実していますね。

市外の方はもちろん明石市に住んでいる方にとっても、新たな気付きや発見がある、新鮮な内容だったのではないでしょうか。

大人の目線vs子どもの目線

もうひとつ「あかしこども新聞」らしさを強く感じたのが、巻末の特別企画「小学生が選んだたからものランキング」。明石市のさまざまな「たからもの(地域資源)」を、市内28校の小学生たちが選び、学校ごとにまとめた表です。

少し中身を見てみると、28校中27校で堂々の1位に選ばれたのは「明石焼」。ちなみに大人向けの調査でも明石焼は1位に選ばれています。一方で小学生が3位に選んだ「清水のいちご」、4位の「宮本武蔵」、7位の「石ヶ谷公園」、8位の「本のまち」、10位の「パパたこ」は、大人が選んだランキングには登場していません。子どもと大人の目線の違い、価値観の違いがはっきりわかる、興味深い内容です。

こうした調査は、住民全員が参加するまちの活性化プランなどに生かせるかもしれませんね。

子どもと大人、みんなでまちを考える

もちろん、こうした企画には大人の協力が欠かせません。「あかしこども新聞」でも、テーマの選定、紙面の割り付け、発行などは大人(市の担当者)がおこなっています。それでも取材や編集を通して、自分たちのまちについて考え、テーマを膨らませたのは子どもたちです。今回の広報あかし特別号は、子どもと大人の素敵な合作といえそうですね。

普段の広報紙とは違った目線から、新鮮な気づきや発見を与えてくれた「あかしこども新聞」。ぜひ他の自治体でも見てみたいです。

「広報あかし 特別号」
http://machiiro.town/p/26199

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