食べるだけじゃない!落花生の新たな3つの魅力(広報はだの 平成29年10月1日号)

落花生と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?…ビールのおつまみ、柿の種と一緒に入っているやつ、あと地域によっては「茹でて食べる」なんてところもありますが、いずれにしても食べるイメージがほとんどだと思います。

ところがそんな落花生の、ちがった魅力を引き出している地域があります。今回は「広報はだの」の特集記事「落花生、すごい。」をご紹介しましょう。

歴史ある秦野の地域ブランド

秦野市は、秦野盆地の火山灰土壌を生かした落花生栽培が盛んな地域です。栽培が始まったのは明治時代ですが、現在では神奈川県内のシェア1位、全国でも有数の名産品として知られています。

実は落花生の原産地は南アメリカ。今から4,000年以上も前の遺跡から、今日世界中で食されているピーナッツの原種が出土しています。その落花生の種(当時は「異人豆」と呼ばれていた)が秦野市に持ち込まれたのが明治4年。「土の中に実ができる」ことを知らなかったための苦労や、育てやすく収穫量の多い「立性たちせい」株の発見などを経て、研究と改良を重ねた結果「相洲落花生そうしゅうらっかせい」と呼ばれる国内落花生の元祖が誕生しました。

ちなみに昭和初期の秦野落花生の優良品種「立落花生神奈川1号」は海外にも輸出され、北米などで大人気だったそうです。平成に入ってからは、茹で上げた落花生を急速冷凍してパッキングした「うでピー」という商品が開発され、はだのブランド認証品として県内外で親しまれています。

①美容・健康

落花生の渋皮には「レスベラトール」というポリフェノールの一種が多く含まれ、美肌効果や老化防止、シミ予防にも効果があるといわれています。また中性脂肪や悪玉コレステロールを下げて生活習慣病を予防するオレイン酸、リノール酸などの植物性脂肪分、ビタミンB2やビタミンEといった栄養素も含まれ、他の食品とのコラボレーションで相乗効果も期待できるそう。

おまけに落花生の殻には、シックハウス症候群の原因になるホルムアルデヒドを吸収する効果や消臭効果もあります。

②芸術

また、落花生を意外な形で活用している人もいます。はだのブランド認証品のひとつ「土夢土夢窯とむとむがま」で作られる陶器は、なんと落花生の殻の灰を釉薬の原料に使っているとのこと。全国的にも珍しい落花生を使った陶器は、農家や豆店の人たちをはじめ多くの人から注目を集めています。

③観光

さらに、かつてのブランド名「相洲落花生」を再興させ、生産者(後継者)の確保と収穫量の拡大を図り、魅力とブランドを広く知ってもらおうと奔走する老舗店主の姿があります。相州落花生は彼らの愛で支えられているのですね!

「堀り取り観光」による地域活性化を目指す動きもあります。

参加者は楽しい、農家は助かると評判がいいようです。秦野の落花生に直接触れて、味わってもらう絶好の機会ですよね。遠くから来てもらえば、落花生発祥のまちとして知ってもらえます。昔と変わらず、愛情たっぷり受け継いでいきますよ!※本文抜粋

食べて良し、見て良し、さらにはまちおこしにも役立つとは、まさに「落花生、すごい。」ですね!

まちの特産品を知ろう、活用しよう!

秦野市に限らず、日本中にはそれぞれの地域ならではの特産品や「地域ブランド」があります。みなさんの地元や近くにも、きっとあるはず。

もし「あまり知らないなぁ…」という人がいたら、ぜひこの機会に関心を持って、地元の広報紙などを調べてみてください。できれば、そうした特産品の「活用方法」についても考えてみましょう。思わぬ「まちおこし」につながるかもしれませんよ!

「広報はだの」平成29年10月1日号
http://machiiro.town/p/26705

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