みんなで守る、子どもの権利(広報はくさん 平成29年10月号)

「子どもの権利条例」って知ってますか?

これは1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」の内容について、県や市区町村が、自分たちの地域に合わせてわかりやすく具体的に表現したものです。ちょっと数えてみたら、全国で多数の自治体がこうした条例を制定していました。

というわけで今回はそのうちのひとつ、「白山市子どもの権利条例」を特集した「広報はくさん」の記事を紹介します。さっそく内容を見てみましょう。

子どもの権利を守る「4つの柱」

「白山市子どもの権利条例」は今から10年前の平成19年に施行されました。この条例は、すべての子どもが幸福に暮らせるまちづくりのために、子どもの権利を守る「4つの柱」を宣言しています。市ではこれまで、「4つの柱」に沿ってさまざまな取り組みを進めてきました。

まず1つ目の柱は「安心して生きる」権利です。市では具体的に、親への情報提供や親子が交流する場の提供、相談機能の充実といった「子育てに関する支援」を行っています。

2つ目の柱は「守られる」権利です。市では福祉ふれあいセンターの中に「子ども相談室」を設置して、電話や窓口で日々さまざまな相談を受け付けています。

3つ目の柱は「よりよく育つ」権利です。市では学校や社会教育の場で豊かな自然や文化を感じる機会を増やすとともに、教育相談員による子どもサポート活動などで不登校の子どものサポートにも力を入れています。

4つ目の柱は「参加する」権利です。具体的には「白山市子ども会議」と「白山市子ども議会」を開催して、子どもたちが身の回りの社会や市の施策について考える機会を用意しています。

議会の進行も子どもの手で!

これらの取り組みのなかで、特にユニークなのは「白山市子ども議会」です。これは、子どもの視点から市の施策に対して質問や意見提出をするための場。子どもの考えを市の施策に反映させるチャンスもあり、とても貴重な取り組みといえるでしょう。

今年の8月に開催された「子ども議会」では、子どもたちが「これからの白山市を考える」というテーマで質問書と答弁書を作成して、子どもたち自身の言葉と発想で議会が進められました。

参加した中学生からは「市民として自分が考えていることを発言できて嬉しかった」「自分には関係がないと思い込んでいたことも課題だとわかり勉強になった」などの感想があり、多くの子どもたちが「参加する」権利を実感できたようです。

子どもと大人の関わり方を考えよう

みなさんのまちには、「子どもの権利条例」はありますか?

おそらく条例自体はなくても、子どもについての相談窓口や学習サポートのような取り組みは、どの自治体にもあるでしょう。でも白山市の「子ども議会」のように、子どもたち自身が主体的に考え行動する機会を作ることも大人の大事な務めです。みなさんのまちや家庭でも、そんな機会が増えますように…。

もし、「自分のまちにどんな取り組みがあるか知らない」という方は、ぜひ広報紙をチェックしてくださいね!

「広報はくさん」平成29年10月号
http://machiiro.town/p/27003#page/2

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