まちの未来をつくる「空き家対策」(広報いこまち 平成29年9月号)

こんにちは、マチイロライターのナカムラです。

突然ですが、「ニュータウン」という言葉、聞いたことがありますか?ニュータウンというのは大規模な住宅地域のことで、その多くは昭和40・50年代を中心に一斉開発されました。

ただ、開発から40年以上が経過したニュータウンの中には、全国平均以上の極端な少子高齢化が進行しているところも少なくありません。いま、その維持管理が各地で課題になっています。

オールドタウン化の問題

大阪のベッドタウンとして発展してきた生駒市は、昭和40~50年代に大規模なニュータウン開発が行われました。

当時移住してきた人たちはすでに定年を迎え、子どもたちの多くも都心へ出たまま戻ってきません。この結果、各地のニュータウンでは少子高齢化が進み、「オールドタウン化」と呼ばれる状態になっています。

オールドタウン化による問題のひとつが「空き家」の増加。空き家が増えることで、老朽化による倒壊の危険や景観・治安の悪化が進み、住民の転出がさらに進んでしまいます。

この悪循環をストップするには、自分が住んでいる家を将来どうするかという「家の終い方」を今から考えることが重要。生駒市では今年度から「住宅政策室」を新設し、民間事業者を交えた2つの検討プロジェクトを通して、空き家の活用方法や予防策を考えています。

空き家を活用して、まちに活気を

この8月、旭ケ丘にある築55年の空き家が、障がいのある人たちの憩いの場として再生されました。

改装前の住宅は「中の様子が見えない」ほど草木が生い茂ったり、土壁がはがれて道路に落ちたりと危険な状態で、とても人が住めないほど荒れ果てていたそうです。

それが一年以上かけたリフォームで、建築当時の面影を残しつつも自宅のようにリラックスできる落ち着いた空間に生まれ変わりました。これまで放置されていた空き家が再生され、きちんと管理されるようになったことで、近隣住民の安心感にもつながっています。

みんなで考える、将来のまちのこと

「空き家」はどの地域にも共通する重要課題です。空き家は放置すればするほど悪化するため、早めに手を打つに越したことはありません。

ただ空き家を円満に活用するには、持ち主や関係者はもちろん、周辺の地域住民や行政、民間事業者など、いろいろな立場の人たちが知恵を出し合い協力することが不可欠。もちろん私たちひとり一人も例外ではありません!

今住んでいるまちを将来まで快適に保つためにも、まずは近所の様子に興味を持ち、自分なりのアイデアを考えることから始めてみませんか?

「広報いこまち」平成29年9月号
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