イマドキ市民のPR力が街をおもしろくする(広報かかみがはら 平成29年12月号)

「まちづくり」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?…行政に任せるもの、あるいは、その方面のプロ(?)がやるもの、なんてイメージを持っていたりしませんか。少なくとも、「一般人の自分にはあまり関係ない」と感じている人は多そうですね。

でも最近のまちづくりには、一般の市民を巻き込んだものや市民が中心となっているものも意外と増えています。

今回はそんなまちのひとつ、各務原市の取り組みを紹介した「広報かかみがはら」の記事に注目してみましょう。

市民目線を生かした取り組み

各務原市では、「ヒト・モノ・コト」について発信したり、エリアをもっとおもしろくするアイデアを実行したり、市内のクリエイターを発掘する取り組みを、行政と市民が一体となっておこなっています。

たとえば昨年9月にオープンした「OUR FAVORITE KAKAMIGAHARA 」(OFK)」は、市内のキーパーソンや人気のお店、注目のイベントなどを紹介するために市が運営しているウェブサイト。ですが、記事を書いているのは実は市民のみなさんなのです。

年齢も仕事も住む場所も違う22名の市民が、ボランティアの「OFKライター」として、市民目線で各務原をPRしています。

「かかみがはら暮らし委員会」は、学びの森内のカフェ「KAKAMIGAHARA ATAND」を運営しながら、各務原を良くするアイデアを出し合っている一般社団法人です。

なかでも注目の活動は、毎月第一水曜日の夜に開催している「寄り合い」。職業も年代もバラバラな市民が集って、「各務原をおもしろくする」というテーマで語り合います。

そして、各務原での「ちょっといい暮らし」のための情報を発信する移住定住総合窓口「かかみがはらオープンクラス (KOC)」では、不動産業者による「住まい相談」に加えて、さまざまなイベントやワークショップも開催しています。

特に12月からは、市内の優れたクリエーターを発掘して、市の魅力をアップするためのイベント「KOC NEST」もスタート。市が選考した市内のクリエーターが、毎月一回交代でワークショップや販売をおこないます。

若い市民を巻き込んだまちづくり

もう一度、「かかみがはら暮らし委員会」に注目してみましょう。

月に一回の「寄り合い」で出たアイデアの中には、実際に実現しているものもあります。たとえばこれまでに、写真撮影や稲刈りのワークショップ、「星空キャンプ」などのイベントが開催されてきました。

実は「寄り合い」の参加者には20代前後の人たちも大勢いるそうです。これからのまちを担う世代が、まちについて話し合い、イベントを通してまちづくりに加わることには大きな意味がありそうです。

ちなみに「寄り合い」の様子はYouTubeやSNSでも発信されていて、誰でも簡単に見ることができます。この敷居の低さも、大勢の市民が気軽に参加できる理由かもしれません。

まちづくりのカギは行政と市民の「二人三脚」

各務原市をPRし、まちを盛り上げるためのいくつかの取り組みをご紹介しました。まったく同じと言わずとも同じような取り組みは他の自治体でも行われているのではと思いますし、また増えていくことでしょう。(たぶん、あなたのまちでも…)。

ただ、見落としてはいけないのは、この手の取り組みは「市民だけ」では不十分という点。「かかみがはら暮らし委員会」の理事の一人は、「行政だから、民間だからできる・できないことがある」と指摘しています。

ウェブページや公園などの「器」を行政が作り、そこに掲載するコンテンツやイベントなどは市民のアイデアで充実させるといった「二人三脚」が、これからのまちづくりのトレンドになるのではないでしょうか?

行政の力を十分に活用しつつも、行政任せにしない。自分たちが住むまちの将来を盛り上げるには、そういうバランス感覚も大切ですね。

 

「広報かかみがはら」平成29年12月号
http://machiiro.town/p/28837#page/1

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