「消防団」は、まちの身近なサポーター(広報かわちながの 平成29年11月号)

最近すっかり寒くなりました。この時期、秋から冬にかけて、家庭では料理や暖房など「火」を使う機会が特に増えます。いっぽうこの時期は空気が乾燥するため、火災の危険も高くなります。

いちど燃え広がると、家庭やまちに甚大な被害を与えてしまう火災。この危機からまちを守るため、今日もどこかで消防士と消防団が活動しています。ちなみに消防士のほうは「なりたい職業ランキング」で毎年上位に入るほど人気と知名度がある職業ですが、消防団のほうはというと、残念ながら知名度がいまひとつ。

今回は「広報かわちながの」の特集記事から、そんな消防団の組織や活動についてピックアップします。まちを災害から守る、いちばん身近な人たちについてこの機会にしっかり学びましょう。

災害からまちを守る、現代の「火消」たち

消防団というのは、普段はそれぞれの仕事を持ちながら、火災などの災害発生時に出動して、消防署と協力して消火活動や救援活動を行う非常勤特別職の地方公務員です。そのルーツは江戸時代の「火消」といわれています。

河内長野市では明治後期に自主的な消防組織がつくられ、昭和23年の消防組織法施行と同時に、各市町村で正式な消防団が結成されました。現在、市内には10分団244名の消防団員と、消防ポンプ車12台をはじめとする機械装備があります。

ただ、時代の経過とともに消防団を取り巻く環境は厳しくなりつつあります。たとえば、現在の消防団員の平均年齢は48歳で、50歳以上の団員が全体の4割を占めるなど高齢化の影響は深刻です。また団員たちの職業も以前は多くが自営業や農林業だったものが、現在は6割近くが一般企業への会社勤めになり、緊急時の出動が難しくなっています

たゆまぬ訓練で技術を磨く

ひとたび火災などの災害が発生すると、消防署から地域の消防団員の携帯電話に通知メールが送られ、それぞれの団員たちは自宅や職場から現地に駆けつけて消防隊員と協力しながら消火・救助活動にあたります。

このような非常時の活動をスムーズに行うためには、普段からの訓練が欠かせません。特にチームワークを意識して、互いに声を掛け合いながら消火訓練をしたり水防訓練や応急手当の普及指導といった活動に取り組んでいます。河内長野市でも、1月の「文化財防火デー合同訓練」をはじめ、4月の「規律訓練」、5・6月の「基礎教養訓練」、8月の「支部総合訓練」、11月の「地域防災訓練」、12月の「歳末特別警戒」と、一年中、訓練スケジュールが組まれています。さらに、全国の消防団が技術を競う「消防操法大会」に出場することもあります。

こうした訓練は休日に行われることが多いそうです。消防団員の活動は、団員それぞれの「家族と地域を守りたい」という強い決意と、家族の理解と協力に支えられています。

それぞれの立場でできることから

まちを守る身近なサポーター、消防団。その活動は楽なものではありません。それでも自分や家族の時間の一部を使い、消防団の活動に取り組んでいる方々には頭が下がります。

もちろん消防団の活動は誰にでもできるものではありませんが、わたしたち一人ひとりにも、家族とまちを守るためにできることがあります。それは「災害を防ぐという心がけ」を持つこと。まち全体が防災意識を持つことで、火災の発生が大幅に防げたり、災害発生じの救援活動がスムーズになります。もちろん消防団の負担を減らすことにもつながります。

まずはそれぞれの立場で、できることから始めてみませんか?

 

「広報かわちながの」平成29年11月号
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