夢を地域の活力に(広報ななお 七尾ごごろ 平成29年8月号 )

地方都市の「商店街」は、平日の昼間でもシャッターばかり目立つところがほとんどです。私が住んでいるまちもそう。なんだか寂しい気分になってしまいます。

少子化や景気の低迷で、廃業するお店や事業所が増えている地域が多数あります。今回は、そんな現状を変えようとする七尾市の取り組みをご紹介。「広報ななお」を見てみましょう。

頼もしい「ななお創業応援カルテット」

約20年前、七尾市には5,000件を超える事業所がありました。ところが平成26年にはそれが3,516件に減少。事業所が減ることで働ける場所が少なくなり、働き手が市外に出ることで人口が減り、消費が少なくなって事業所が減り・・・という悪循環が起きています。

この状況にストップをかけるべく、平成26年に官民共同で設立されたのが「ななお創業応援カルテット」。創業支援のアドバイスから事業資金の融資、事業補助金などをワンストップで提供します。

この取り組みを通して、これまでに58件の新しい事業者が誕生してきました。

夢を叶えた人、夢に乗り出す人

「広報ななお」では、支援を受けて夢へ前進している方々を紹介しています。

空き家を改装してガラス工房をオープン

ガラス工芸家の有永さん。金沢の工房などで磨いた腕を生かし、民家の一角にガラス工芸品の店を作りました。支援を受けたきっかけは「カルテットを利用すれば地元の人とのつながりができるよ」という知人のアドバイス。銀行や市からの支援はもちろん、カルテットで知り合った創業者同士の交流も励みになっているそうです。

現在では子どもたちへの啓発活動にも積極的に取り組んでいて、クラフト作家の移住モデルになりたいと考えています。

旅行者と住民をつなぐ心地よい空間づくりを目指して

8年前に七尾に移住した福嶋さんは、いつかはゲストハウスを、と夢見ていました。売りに出ていた民宿を見つけたのをきっかけに具体的な創業を考えるようになったものの、実際に工事を始めると屋根裏の雨漏り対策やさまざまな行政手続きなど「やらなければいけないこと」がたくさん出てきました。

それでもカルテットの支援を受けながら、子どもからお年寄りまで地域の人が外国人と楽しく交流できる場所を作るため、オープンに向けて多忙な日々を頑張っています。

新しい風を日本中で吹かせたい

「創業」は、行政や金融機関の支援を受けたからといって、もちろんのこと成功が約束されているものではありません。

とはいえ七尾市のように、夢を持った人の背中を押してくれる仕組みがあれば、勇気を持って創業に踏み出す人も増えます。そしてこのような官民一体の支援が各地で行われることで、日本中に新しい風が吹いて元気なまちが増えるかもしれません。

「いつかは創業」という夢を持っている人は、広報紙などの支援情報を注意深く探してみてはいかがでしょうか。チャンスが見つかるかもしれません!

「広報ななお 七尾ごころ」平成29年8月号
http://machiiro.town/p/24820#page/1

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